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超絶技巧
先週の木曜日、とある事情により家具屋周りをしました。
その時に発見したすごいものをご紹介。


これは、ブータン式のソファーです。
上に、細長い座布団みたいなのを置いて使います。

写真0823-1

これを見ただけで、ボクが発見したものがわかった人はいい目を持ってます。








少し近づいてみると・・・・

写真0823-2


何となく分かります?








ここまで寄れば分かるでしょう!
超ドアップ

写真0823-4

これで分からない人の目は節穴と言われてもしょうがないかも。
そして、これはペンキで描かれた節。




そう、もうお分かりですね。
この家具の表面は、なんとペンキ仕上げでできているんです!

たぶん、針葉樹系の材木のイメージなんでしょう。
しかし、板目とも柾目とも分からないこの感じ。
節を描けば木っぽく見えると思っているのか、不自然なほどの節の位置。

ブータンでは人件費が安いため、あまり工数がどうとか手間がどうとかって考えないようなところがあります。
しかも、手間賃を代金にあんまり乗せない。
大体の場合、原料価格≒販売価格だったりします。
それもこれも、こういった仕事はインド人やネパール人の出稼ぎ労働者がやってる場合が多いからなんだろうなと想像できますが、実態はどうなんでしょうね。

しかし、ぱっと見で遠くから見れば木に見えなくもない。
刷毛目を使って上手に年輪を表現しているのもありました。
ある意味、職人技の数々です。



~~~フェイク・木目コレクション~~~

写真0823-5

写真0823-6

オーク系の広葉樹でしょうか。
波乱に満ちた木の人生を物語る、激しく波打った年輪。



写真0823-7

エイ!(右下から右上)
ヤー!!(左上から左下)
トー!!!(節)
の3段階で描かれたのではと思われる勢いのある年輪。


これを日本で作るといくらかかるんでしょうね?
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[2010/08/23 18:03] | デザイン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
ゴとキラ(作ってみよう)
前回の記事でブータンの伝統衣装について書きましたが、こちらに住んでいる以上やはりわたしも必要だという事で、ゴを一式こちらに来てすぐ買いました。

市内には何件もの生地屋さんがあり、そこではブータンで作られた手織りの高価な物からインドで作られた機械織りの比較的安価なものまで様々な柄の物が取り扱われています。
価格は手織りがだいたい安いもので2000Nu(←ニュルタムといいます)からで高いものだと400000Nuする物もあります。
機械織りはだいたい1000~2000Nuくらいでしょうか。
※100円≒50Nu

これは生地のみの値段で、オーダーで作ってもらうときはそれに仕立て代とか裏地代とかその他入ってという価格になります。
仕立て代はだいたい生地代の1割程度ということです。
出来上がりまでの期間は、早いところで次の日に、遅くても1週間くらいで出来上がります。

ちなみに、王様が戴冠式で着たゴは、生地を織るのに1年かかってその値段は日本円にして100万円以上するそうです。
(こちらの年収は若手の公務員で30~40万円程度)

このほかにも、買ってその場で着れる既製品のゴやキラも売ってます。

生地屋さんはこんな感じ。

PA106829.jpg
隣の女性はお店の人です。

しかし、どうやら日本人離れした自分の体はこちらでも同じらしく、この時に買った既製品のゴは体に合ってなかったのです。
そこで、職場の同僚にその事を話すと、どうやらお母さんが手織りの生地を取り扱っているらしくさっそく家からお勧めの生地を持ってきてくれました。職場に。

生地


朝から、同室の同僚とかたまたま来た上司とかを巻き込んで、柄合わせ大会です。

柄合わせ


で、生地が決まったら普通は仕立て屋に持って行って採寸をしてもらうんですが、たまたまその時にいた上司が小さくなったゴがあるからそれを着てみてサイズを確認しようという話になって、持ってきてもらって着てみたのがこんな感じ。

試着1

後ろ。

試着2


後ろの腰から下の折り返しが重要だそうです。
これはパーフェクトだとそこにいたみんなが言ってたので、自分ではよく分かりませんがそうなのでしょう。

というわけで、今回は採寸することなくこのゴを元に寸法を決めて作ることになりました。
そして、5日後に仕立て屋さんに取りに行って出来上がったものがこちら。

完成


一人で着るのが難しいため、次回着たときに写真を撮っておきます。
ちなみに、今回の生地は伝統的な柄です。
去年までは無地やモノトーンな柄が流行っていたのですが、今年の流行は伝統的な柄に回帰しているらしいです。
そういえば、街中で見るゴもいろんな柄のが多いです。
流行の波は日本もブータンも変わらず、新しいものと古いものが行ったり来たりなんだなと思った今日この頃でした。
[2010/05/23 09:46] | デザイン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
ゴとキラ
今回は、ゴとキラについて。

って言われても、何の事だかという人がほとんどだと思いますが。

伝統を重んじる国ブータンには日本と同様に伝統的な民族衣装というものがあります。
男性が着るものを「ゴ」、女性が着るものを「キラ」と呼びます。
その成り立ち等々は勉強不足でよく分かりませんが、ブータンの法律では一応ブータン人はみんな常日頃からこのゴ・キラを着用すべしというように決まっています。
近年では、中学校の風紀委員のようにあまりうるさく言われなくなってきたと言われていますが、官公庁の職員や公式行事・大事なお祝い事への出席の際などのフォーマルな場面では必ず着用するようになってます。

この決まりは、基本的に外国人は除外されていますが、顔が似ている日本人はたまに「なんで着てないんだ?」というように見られることもよくあります。
ちなみに、ボクは職場ではスーツをよく着ています。
ブータン人に似た顔をしてスーツを着ている=日本人という図式です。

ちなみに、ゴはこんな感じ。↓

ゴ

おじいさんが手に持っている白い布は「カムニ」という、正装時に体にまくものです。


キラはこれ↓

キラ(学校の制服)

どこかの高校の女子生徒ですか。たぶん。


ちょうど、偉い人が通るということで道路に沿って多くの人がゴやキラを着て待ってました。

沿道にならんで 


こんな感じ、でみんな大事な時はみんなだいたい着てます。
形は決まったものしかないため、色や柄に趣向を凝らして、オシャレを楽しんでいるようです。

日本では、普段ほとんど着られることのなくなった和服ですが、ブータンの伝統衣装は現在も人々の生活や「ブータン人らしさ」というアイデンティティーに密接に関わっています。
[2010/05/16 12:09] | デザイン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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