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この道をいけば
どこへ行くのか分からなかったのが、ティンプーにある国内最大の病院JDWNRH。
王様の名前を冠した国立病院で350床の病室と、内科・外科・歯科・耳鼻咽喉科の他に、MRIや透析室といった国内では唯一の設備をもった総合病院です。

設計時期や着工がいつだったかは詳しく知らないのですが、少なくとも5年前くらいからの計画で、いまだに竣工にはいたっていない未完の大器です。
といっても、後は室内の工事や設備の設置、外構などの残工事という感じですが。

その他の細かいところはまた次回においておいて、この病院で活動する看護隊員からしょっちゅう言われる文句がいくつかあって、その一つが、館内が迷路みたいでどこに何があるのか分からないというもの。
実際、これはオフィスのカウンターパートや上司も認識しているらしく、かなり使いづらいというのはどうやら周知の事実のようです。

そういった苦情のおかげか、そもそもそういう予定だったのか(いまだに未完のため)、館内案内図を作る仕事が3ヶ月くらい前に回ってきました。
実は、元々他のスタッフがやるように言われていた仕事だったのですが、ブータンには館内案内図というものがほとんど、いや一切見たことが無く、もちろんそのスタッフもどうしていいか分からなかったので、自分にお鉢が回ってきたというようなことです。

とはいっても、その人のスキルアップのためにと思い、アドバイス程度にしようかと思っていたら、あまりの出来なささに結局ほとんど自分がやってしまうことに。
そして、出来上がったデータを渡して、チェックしてねと言った後、何事も無く過ぎていくこと3ヶ月。
なんと、いつの間にやら病院の玄関に見たことある敷地案内図が!
そう、知らぬ間に完成してました。

写真0815-1


そして、各階にも設置され。

写真0815-2

GROUND FLOOR

写真0815-3

1st FLOOR

写真0815-4

2nd FLOOR

あと2層ありますが、割愛。


よくよく見てみると、なんだか違和感。なんか自分が作ったのと違う。
色が違う。色が飛んでる。
たぶん、サンプルを作ってチェックしたわけでもなく、業者の人もそのままやっちゃったのではないかと想像してしまいますが、どうだったんでしょう。
どうあれ、出来上がりはちょっと微妙。
こんなことなら、もっと積極的に関わればよかったと少し後悔してます。


とは言っても、これが設置されたことにより、看護隊員からも分かりやすくなったと言われ、文句の種も一つ減ったことは喜ばしいことです。
これで、アントニオ・猪木が来ても「バカやろー!」とビンタを食らうことはなさそうかな。
病気で不安な気持ちを抱えたままで病院内迷子になる人が少しでも減ってくれればと思っています。


そんなわけで、記念すべき(?)ブータンで初の形になる仕事がひっそりと完成されました。

写真0815-5


どんな物であれ、こうして使ってもらえてるところを見るとやっぱり嬉しくなりますね。
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[2010/08/15 20:01] | 建築 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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