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南方遠征記 ゲドゥー偏 その1
この1ヶ月でティンプーから南へ下った街へ行くことが3回あったので、そのレポートを。

まずは、ティンプーから車で5時間くらいの街ゲドゥーから。
といっても、目的地はこの街から少し先に行った場所にあるパクシカという場所。
ゲドゥーも含めてこれらの街は、水力発電の開発のために造られた街で、ゲドゥー周辺の開発が終わった後に、このパクシカの開発が始まったそうです。

ちなみに、ゲドゥーにはブータン国内有数の豪華な設備を誇る小・中高等学校があり、現在体育隊員が活動しています。
この時期は、雨季のため道の状態が非常に悪く、物資が乏しいため、

「芋しか食ってねー!」

との緊急連絡を前日に受け、野菜や卵などをお土産に持って行ってあげました。


そんなことは置いといて、今回見学した現場は、やはり発電所が造られている周辺の開発を進めている中の学校を建設するプロジェクトの現場です。
JICAの関係機関から建設資金が援助されていて、プロジェクトの担当者の方の現場視察に同行させてもらいました。

思ったより写真がいっぱいあったので各写真の解説をメインにして数回に分けて記事にしていきます。

まずは、現場の全景から。
斜面地なので、校舎が分けて建てられています。
この後ろ側に学生の宿舎やホールなどが建てられています。

P8141136.jpg


だいたい全ての建物の躯体工事は完了し、校舎関係は内装・外装の作業をしていました。

P8141142.jpg


ブータン建築で特徴的な窓です。
ここの現場では、プレキャストの窓枠を使ってました。
これが着色前。

P8141150.jpg

下塗り後。手作業で塗っていきます。

P8141148.jpg

この上に、青とか白とかで模様の形に合わせて模様を塗っていきます。


躯体に組み込む前のがこちら。

P8141162.jpg


これひとつで、現場作業員さんの1か月分の給料くらいするそうです。

手すりも現場打ちで造っちゃいます。

P8141167.jpg

P8141165.jpg


下の段に入れる幕板みたいなのももちちろん(?)型で作ります。

P8141188.jpg

P8141189.jpg


室内はこんな感じ。

P8141161.jpg


この壁、RCで一体として作ってるっぽいですが、レンガ組です。
仕上げ作業の順番がよく分かるのがこの写真です。

P8141153.jpg

レンガ→下地→中塗り→上塗り→仕上げ(ペンキ)
となってます。

ブータンでは、材料的な問題やコストの問題で壁はRCで作りません。
そして、積んであるブロックやレンガの間には鉄筋が入りません。
見ての通りのモルタル詰め程度。
なので、プロレスラーがドロップキックをしたら倒れちゃうかもしれませんね。


日本感覚からいうと驚きと恐怖の連続の現場ですが、途上国ではこんなもんといえばこんなもん。
こんなのばっかりなんで、慣れちゃいますね。
たぶん、日本から旅行で来た建築関係者の人が見たら、怖くて建物に入れないかもしれませんね。

というわけで次回に続く。

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[2010/09/09 22:13] | 建築 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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