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南方遠征記 チュカ偏
前回の記事から軽く1ヶ月以上放置してしまいました。
その間も、懲りずにこのページを訪れていただいた方、ありがとうございます。
何分筆不精で、しかも毎週末になんだかんだとありまして、バタバタとした日々をすごしていました。
はい。完全に言い訳です。

どんな感じの日々だったかは、こちらを見てみてください。

2010年9月12日~26日までのあれこれ

パジョディン ピクニック

何となく感じはつかんでいただけるのではと思います。
細かい内容については今後ご紹介していければと思ってます。



そんな訳で、かなり間の開いてしまった南方遠征記最終回。
今回は、ティンプーから車で約4時間くらいのチュカ県にあるチュカ・ゾンへ。

このチュカという町も、前回紹介したゲドゥと同じく、水力発電所の開発によって作られた町で、チュカ県の中では最初に開発されたようです。
今回訪れたのは、この町のはずれにあるチュカ・ゾンの新築工事現場です。

ゾンと言えば、城郭とかお寺という施設なわけですが、県庁としての機能を持つものもあります。
その中には、行政庁の機能としての施設と僧房としての宗教施設が入っているものがほとんどで、日本ではまず見かけることの無い種類の複合施設となっています。

そんな特別な施設であるゾンは、昔からある建物を利用していることが多いのですが、機能上の制約や、ブータン人自体の古建築に対する意識から、壊れたり古くなったりしたものを全部壊したり、別の場所に新しく作ったりします。
そして、このチュカ・ゾンもそんな理由で新築されている建物なわけです。

設計の担当はJOCVも活動している文化局。
ここは、ブータン国内で新築・改修されるお寺などの宗教施設を一手に取り扱っている部署です。

今回の現場見学では、この文化局で活動している隊員の案内の下見学させていただきました。

 ●概要
  ・設計はコンペにより選定されたインドの事務所とブータンの事務所JV。
   (理由に関してはまた次回)
  ・設計時期は数年前。すくなくとも3年以上前。
  ・施工開始も3年くらい前。
  ・延べ面積不明。
  ・構造はRC+レンガ積み+木造(主に屋根)
  ・竣工時期はあと1年後くらい?

以上が、説明してもらって覚えてる内容です。
けっこうあやふやで申し訳ないです。
現在は工事を監理している状態のようです。

隊員曰く、ブータンの中ではかなりレベルの高い大工が入っているそうで、ブータン装飾も教科書通りのものになってるそうです。
最近の新築物件では諸所の事情によりあまり手の込んだブータン装飾は省略される場合が多いです。

概要はこんな感じで、後は写真をどうぞ。


P9051543.jpg

正面はこんな感じ。
ブータンのゾンでは割と珍しい円形の平面です。


P9051544.jpg

正面玄関。
行政施設なのにまったくバリアフリーとかは考慮されてない立派な正面階段。


P9051560.jpg

行政庁関係の部門です。
壁は全て石積みかレンガ積みで、この後上からモルタルを塗って白ペンキ塗りです。
このままの方が良いのになと思うのは日本人のセンスで、ブータン人はこのままだとただの工事途中だと思うみたいです。


P9051567.jpg

小屋組を支える柱の装飾。
これに上から色を塗っていきます。
使ってる木が漆の木だったらしく、加工をした大工さんたちはみんな痒くて仕方がなかったらしいです。


P9051559.jpg

屋根の小屋組み。
もう日本ではあまり見られないような太い材料を使ってます。
が、仕口の作りとか小屋の組み方はとても荒いです。
基本的には置いてるだけなんで、強風が吹けば飛ばされる危険大。
でも、これが一般的な作りなんです。


P9051548.jpg

これが、行政部門と僧房の境目です。
奥に見える建物の中に仏像が設置され、その奥に僧房があります。
真ん中には、チェチュと呼ばれるお祭りで使うための観客席となる石段が作られるようです。


細かいところでいろいろ「?」が付くところもいっぱいありますが、全体的には面白いデザインの建物となるような予感のする現場でした。
自分の任期中に完成するかは分かりませんが、完成したらまた見に行きたいと思います。

それでは、長期間にわたっての南方遠征記もこれで最後。
お近くにお寄りの祭はぜひご参考にお使いください。

それではまた次回。
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[2010/11/21 21:25] | 建築 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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