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クニモ的ブータン史上歴史に残る日
今日は3連休の最終日。
なんで3連休だったかというと、17日(金曜日)が『ナショナル・デイ』という祝日だったから。
ナショナル・デイなので、たぶん建国記念日。

この日は、ブータンの国立競技場であるチャンリミタン・グランドというところで記念式典が毎年開催されます。
また、地方各地でもお祝いの行事があるようです。

さて、この記念式典で何をしてるかというと、歌ったり踊ったり表彰したり。
よく見るやつですね。

この式典は一般にも開放されてて、観客スタンドで見ることができます。
ちなみに、政府関係で働いてる人はグランド内のテントに席をもらえたりします。
もちろん正装です。
省庁などで活動している隊員も希望すれば席をもらえたりします。
でも、今回も遠慮することに。
実は、去年もこの日に席を取ろうかと聞かれたんですが、なんだかんだで断り、しかも寝坊のため式典すら見ず。
なもんで、今回が初参加。

この式典、何がすごいかって王様が生で見れるところなんです。
式典の最中は、貴賓席に座ってて全く見えないんですけどね。

でも、式も終わりに近づくと席を立って出席者にご挨拶周り(っていうのも変ですが)をするんです。
もちろん、一般の観客のためにスタンドにも上がってきます。

初めは、自分が座ってた位置と反対側に来て握手したりいろいろ話したり。
周りにはたくさんの従者と銃を下げたSP。

「あー、遠いなー」

と思って眺めてたら、なんと歩いてるのが自分が座ってる席の前の通路じゃないですか!!
どんどん近づいてきます。
係員が密度を濃くしようと人を動かします。
また近づいてきます。
もう疑いようも無く自分の前に来ます。

「いいのか?ここにこのまま外国人の自分が座ってていいのか??」

と焦りつつ、注意されるまでは面白そうだからそのまま居続けてやろうと決心。
そして、とうとうSPが接近。
特に何も言われず。
もう隣のブロックまで王様来てます!

そうこうしてると、ついに目の前に王様が!!

the king of Bhutan


縦の通路のすぐ横かつ歩いてる通路から2列目かつ目の前の席は子供が2人という絶好のポジション。
周りのブータン人たちはもちろんゴとかキラなので、あえて洋服を着てきた自分は異常に目立つ存在に。

そしたら案の定、

「 Are you a tourist ?」

って声かけられちゃいました!!
案の定と言っても急だったもんで、

「のーさー あいむ JICA ぼらんてぃあ さー」

と敬称は“さー”でいいのか、やっぱりブータンだから“ら”なのかと不安になりつつどうにか答えれました。
そんで、2・3言言葉を交わし、最後は握手してもらいました。
なんともラッキーな体験でした。
これが初の生5代。
近くで見ていたSVの人たちに超うらやましがられたのは言うまでもありません。

いや~、ほんとよかったよかった。
ブータンでの良い思い出が出来ました。
しばらくは手を洗わないでおこうかと思った矢先に、昼飯をハンバーガー屋で食べたので、すぐに洗ってしまいました。

そんな歴史的な日にもかかわらず、写真が無い。
実は、会場内では写真撮影禁止。
たぶん、王様がいるからです。
いつでもどこでも特別に許可がある人以外は王様撮影禁止なので、その瞬間を写真に残すことはできませんでした。
そんなわけで、しっかりと思い出に残しときます。


[2010/12/19 21:53] | 一般 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
パノラマな感じ
Photoshopっていろいろ便利な機能があるんですね。
写真を修整したり合成したり形を変えたり色を変えたり。
これさえあれば何でも出来る!と思えてしまうくらい充実した機能ぶりです。

ブータンは山国です。
山国だからというわけではないのかもしれませんが、写真を撮ってもけっこう絵になるところが多いです。
まぁ自分はそんなにうまく撮れるわけではないんですが。
しかし、こないだ買った広角レンズでもなかなか自分が見た景色を思い通りに撮れない。
なにせ広い。景色が。

そんなわけで、このPhotoshopの便利機能の出番です。
今回使ったのはパノラマ写真を作る機能。
数枚の写真を合成して広い景色を撮った感じにできるやつです。

それでは、出来上がりはちょっと微妙なところもありますがブータンの絶景をどうぞ。


眼前に広がるヒマラヤ山脈の7000m級の山々。

ドチュラ

ドチュラ-2


ティンプーの1000Nu(らしい)の夜景。

夜景10



かなりお手軽に作れるので、今後もいい場所があればまた作りたいなと思います。
[2010/12/19 20:48] | 一般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
南方遠征記 チュカ偏
前回の記事から軽く1ヶ月以上放置してしまいました。
その間も、懲りずにこのページを訪れていただいた方、ありがとうございます。
何分筆不精で、しかも毎週末になんだかんだとありまして、バタバタとした日々をすごしていました。
はい。完全に言い訳です。

どんな感じの日々だったかは、こちらを見てみてください。

2010年9月12日~26日までのあれこれ

パジョディン ピクニック

何となく感じはつかんでいただけるのではと思います。
細かい内容については今後ご紹介していければと思ってます。



そんな訳で、かなり間の開いてしまった南方遠征記最終回。
今回は、ティンプーから車で約4時間くらいのチュカ県にあるチュカ・ゾンへ。

このチュカという町も、前回紹介したゲドゥと同じく、水力発電所の開発によって作られた町で、チュカ県の中では最初に開発されたようです。
今回訪れたのは、この町のはずれにあるチュカ・ゾンの新築工事現場です。

ゾンと言えば、城郭とかお寺という施設なわけですが、県庁としての機能を持つものもあります。
その中には、行政庁の機能としての施設と僧房としての宗教施設が入っているものがほとんどで、日本ではまず見かけることの無い種類の複合施設となっています。

そんな特別な施設であるゾンは、昔からある建物を利用していることが多いのですが、機能上の制約や、ブータン人自体の古建築に対する意識から、壊れたり古くなったりしたものを全部壊したり、別の場所に新しく作ったりします。
そして、このチュカ・ゾンもそんな理由で新築されている建物なわけです。

設計の担当はJOCVも活動している文化局。
ここは、ブータン国内で新築・改修されるお寺などの宗教施設を一手に取り扱っている部署です。

今回の現場見学では、この文化局で活動している隊員の案内の下見学させていただきました。

 ●概要
  ・設計はコンペにより選定されたインドの事務所とブータンの事務所JV。
   (理由に関してはまた次回)
  ・設計時期は数年前。すくなくとも3年以上前。
  ・施工開始も3年くらい前。
  ・延べ面積不明。
  ・構造はRC+レンガ積み+木造(主に屋根)
  ・竣工時期はあと1年後くらい?

以上が、説明してもらって覚えてる内容です。
けっこうあやふやで申し訳ないです。
現在は工事を監理している状態のようです。

隊員曰く、ブータンの中ではかなりレベルの高い大工が入っているそうで、ブータン装飾も教科書通りのものになってるそうです。
最近の新築物件では諸所の事情によりあまり手の込んだブータン装飾は省略される場合が多いです。

概要はこんな感じで、後は写真をどうぞ。


P9051543.jpg

正面はこんな感じ。
ブータンのゾンでは割と珍しい円形の平面です。


P9051544.jpg

正面玄関。
行政施設なのにまったくバリアフリーとかは考慮されてない立派な正面階段。


P9051560.jpg

行政庁関係の部門です。
壁は全て石積みかレンガ積みで、この後上からモルタルを塗って白ペンキ塗りです。
このままの方が良いのになと思うのは日本人のセンスで、ブータン人はこのままだとただの工事途中だと思うみたいです。


P9051567.jpg

小屋組を支える柱の装飾。
これに上から色を塗っていきます。
使ってる木が漆の木だったらしく、加工をした大工さんたちはみんな痒くて仕方がなかったらしいです。


P9051559.jpg

屋根の小屋組み。
もう日本ではあまり見られないような太い材料を使ってます。
が、仕口の作りとか小屋の組み方はとても荒いです。
基本的には置いてるだけなんで、強風が吹けば飛ばされる危険大。
でも、これが一般的な作りなんです。


P9051548.jpg

これが、行政部門と僧房の境目です。
奥に見える建物の中に仏像が設置され、その奥に僧房があります。
真ん中には、チェチュと呼ばれるお祭りで使うための観客席となる石段が作られるようです。


細かいところでいろいろ「?」が付くところもいっぱいありますが、全体的には面白いデザインの建物となるような予感のする現場でした。
自分の任期中に完成するかは分かりませんが、完成したらまた見に行きたいと思います。

それでは、長期間にわたっての南方遠征記もこれで最後。
お近くにお寄りの祭はぜひご参考にお使いください。

それではまた次回。
[2010/11/21 21:25] | 建築 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
南方遠征記 プンツォリン偏 その3
プンツォリン偏最終回。

ボクの住んでいる首都ティンプー(2400m)とプンツォリン(200m)では標高が約2000m違います。
緯度はだいたい沖縄と同じくらいなので、この町は完全に南国なわけです。
バナナが自生してます。針葉樹系が多いティンプーとは植生が全く違います。
3日目に帰るとき、道端に設置してある気温計をみたら40度でした。
ティンプーに帰った夕方の気温は24度。

ここまで違うと、町の雰囲気も違います。
また、すぐ隣がインドということもあって、建物も違った意匠のものも多いです。
でも、最近は市役所による確認申請制度が始まったみたいで、新築される建築物などはブータン風にしないといけないようですが。

というわけで、プンツォリンの街角写真をどうぞ。

まずは、町の全景から。

P2138687.jpg


移っている町のうちのほとんどがインド側の町ジャイゴン。
プンツォリンは山際のほんの少しの部分です。

町のメインストリートです。

P9021510.jpg


ちなみにこちらはティンプーのメインストリート。

IMG_5388.jpg


なんだか雰囲気が違うの分かります?


この通りの入り口の横にある町で一番とブータン人に評判の中華料理屋「ZEN」

P9021475.jpg


プンツォリンにお寄りの際はぜひ。
また、このすぐ近くにローストチキンのおいしい食堂があるんですが、いまだに食べれたことがありません。

町の別の場所。

P2128583.jpg


ピンクな壁が南国感を醸し出してます。

こちらが、国境の門です。

P2128627.jpg


ブータン人とインド人はビザなしで通れるので交通量はいつも多いです。
夕方になるとインド側の関税に向かうトラックで大渋滞だそうです。

こちらが川の国境です。

P2138703.jpg


ここに来ると、インドとブータンの矛盾を感じてしまいます。
ブータンは毎年、かなりの金額のドネーションをインドからもらっています。
中国と国境を接するブータンに対していろいろ思惑があっての事だと思いますが、この光景を見るとなんだかなーと思うわけです。
川のこちら側のブータン人の子供はおもちゃを手にはしゃぎ回ってて、川向こうの生活とはまるで違うのに、そのインドからのドネーションで経済発展をしているわけで、複雑な光景ですね。

というわけで、ティンプーからはがんばれば日帰りで行けるけど、2泊3日は行きたいプンツォリンでした。
(なんせ、片道6・7時間かかりますから)
[2010/09/30 22:58] | 建築 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
南方遠征記 プンツォリン偏 その2
長い休載を経て再開です。
お祭りがあったり、国内旅行に行ったりで週末をバタバタと過ごしてました。


さて、本題。

プンツォリンには何をしに行ったかというのが2日目の現場打ち合わせ。
所属する配属先の局長と現場を見ながらあれやこれや。

「このままできるんだったらこの人すぐ建築家になれるなー」

と思えるほど、言いたい放題言われてました。

P9021416.jpg


一通り話が終わった後、数年前にできた病院の見学。
もちろん局長と共に。
これまた、あれやこれや言われ放題。
主に、文句。
自分が設計したわけじゃないのに、建築中にいたわけじゃないのに、カウンターパートと二人でなんだかなじられてた感じでした。
病院の先生とか市役所のエンジニアとかにもいろいろと。
まぁ愚痴ですね。

外観はこんな感じ。

P9021387.jpg


この緑化手すりとでも言うのでしょうか。
この溝に土を入れて植物を植えます。

P9021400.jpg


まぁ緑化されずじまいでしたが。


そうはいっても、言われるのも分かるなーと思うことも多々ありまして。
ブータンで現場を監理するのも大変なんだなーと思いました。

その中の一例をどうぞ。

この中に、計3つ病院の先生に言われたことと自分が不思議に思ったことがあります。
分かりますか?

P9021435.jpg




















答え1
まずは、不思議に思ったこと。
天井扇がつきすぎです。
まぁ南方の町なので、暑さ対策でいつもより多めについているんですが、廊下にまでこんなについてるなんて。


答え2
廊下の突き当たりに換気できるものがない。
風が抜けなくて暑いそうです。
天井扇を回したところで天井に溜まった暑い空気をかき混ぜるだけなんで意味がないということですね。
扉が見えますが、あれを開けたら?と思った人アウトー。
あの扉の先には避難バルコニーがある予定でしたが、なぜだか無いのです。
バルコニーが。
なので、開け放っちゃうと落ちちゃうんです。
なんで無くなったかは、謎ですね。


答え3
ちょっと見えづらいのでこちらの写真。
この扉は入院患者さんの病室に入るものです。

P9021436.jpg


これをあけると

P9021437.jpg


大きな片開き戸で、両方開けると廊下が塞がれちゃいます。
しかも、扉の吊り元側からストレッチャーが来るので、非常に使いづらいそうです。
一回反対側まで行って、扉を開けないといけないんです。
たぶん、図面では引き戸か両開きだったと思われるんですが、現場の予算の問題からでしょうか、片開きになってしまいました。
聞いたところによると、フロアヒンジのエンジン部分は1個4000Nu(8000円)くらいするそうです。
同僚の月収が15000Nuくらいだということを考えると、かなり高価。
ちなみに、扉の幅は1200mmくらいあります。
それでも、吊り元でお金が変わることはないので使い勝手を考えれば反対にした方がよかったのに。


そんなわけでこういうことも間々あるというブータン現代建築でした。

[2010/09/29 21:05] | 建築 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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